ダフリもトップも出る…そんなあなたへ!原因と改善ドリルを徹底解説
「コースでダフったりトップしたりで安定しない…」 こんな悩みを抱えていませんか?ダフリやトップはスコアを大きく崩す原因となる厄介なミスです。しかし、正しい練習方法を取り入れることで、これらのミスを効果的に改善できます。本記事では、練習場でできる簡単な練習ドリルを紹介します。
ダフリとトップとは?
ダフリとは?
ダフリとは、クラブヘッドが地面を叩いてしまい、ボールの手前で芝を削ってしまうミスのことです。結果として、ボールに十分なエネルギーが伝わらず、飛距離が大幅に落ちます。
トップとは?
トップとは、クラブヘッドがボールの上部を叩いてしまい、低く転がるようなミスショットになることです。ボールが意図しない方向へ飛ぶ原因にもなります。
ダフリとトップの共通する原因を知ろう
ダフリとトップは別の原因があると思っているゴルファーが多いですが、実はこの2つのミスには共通する原因があります。
共通する原因は主に以下の3つです。
- ボール位置がズレている
- 手先や腕だけで打っている(手打ち)
- ボールをすくい上げるように打ってしまう(すくい打ち)
(使用クラブ6番アイアン)
ダフリ・トップが両方出る場合はインパクト時に写真左のような形になります。ボールが基準より右にあり、手打ち・すくい打ちになっているため体が回転せず上半身が右に向いている。写真右は理想的なインパクトの形になっており、ボール位置が適切で体が回転して少し左を向いている。
正しいボールの位置を確認
ボールの位置が間違っていると、ダフリやトップの原因になります。クラブごとの適切なボール位置を確認しましょう。
- ドライバー:左足かかと延長線上
- フェアウェイウッッド(FW)・ユーティリティ(UT):左足寄り(7アイアンよりも左)
- ミドルアイアン(7番・6番):中央よりやや左
- ショートアイアン(9番・8番):スタンスの中央
- アプローチ:中央よりやや右
ボール位置が適切でないと、正しくインパクトできません。練習前にしっかりチェックしましょう。
ダフリ・トップを治す練習法3選
ダフリやトップの共通している原因である、手打ち・すくい打ちを治す練習方法を紹介します!
1. 両脇でタオルを挟む
腕と上体が一緒に動く感覚をつかみ、手打ちを改善させる練習方法です。
【練習方法】
- 長方形のタオルを両脇に挟む
- 腰の高さの振り幅でタオルが落ちないようにスイングする
ポイント:腕と上体の一体感を意識する
2. クラブを横に持って左右に振る
体が大きく動き、安定したスイングにする練習方法です。
【練習方法】
- ヘッドを左手、グリップエンドを右手で持つ
両腕を伸ばしたまま左右に大きく振る
ポイント:お腹周りが捻じれる感覚をつかむ
3. ボールを持って体を回す
体の回転がスムーズになり、すくい打ちが改善される練習方法です。
【練習方法】
- まっすぐ立った状態でボールを胸の前で持つ
- 両腕を伸ばしたまま体を左右に回す
- 慣れてきたら前傾して体を左右に回す
ポイント:体が横回転する感覚をつかむ
まとめ
ダフリとトップが交互に出る人は、スイングの基本を安定させることが重要です。スイングの基本は、腕の動きを抑えて体を回転させることです。今回紹介した練習を継続的に行うことで、クリーンなインパクトを手に入れることができるでしょう。
まずはハーフスイングからスタートし、徐々にフルスイングへ!
ぜひ練習場で試してみてください!
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