ゴルフスクールを開業するための必要資金

ゴルフビジネス
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石橋幸一朗

ゴルフスクールの規模にもよりますが、都市圏30坪のテナントを借りて3打席のシミュレーションゴルフ機器を設置する場合を考えてみます。

結論:ゴルフスクールを開業するための必要資金

敷金216万円
仲介料・保証料72万円(各1ヶ月)
賃料72万円(工事期間2ヶ月)
改装費900万円+税
機械費900~1500万円+税
機械費30~100万円程度
運転資金300万円程度

合計 2,490~3,160万円+税

必要資金の内訳

テナント賃貸について

賃料 坪1.2万円☓30坪=36万円+税
敷金半年として、216万円かかります。

また仲介手数料として通常1ヶ月分36万円のコストも別でかかります。
さらに保証料として通常1ヶ月分36万円のコストも別でかかります。

賃貸にかかわる費用として、他にも工事期間(約2ヶ月)の賃料も発生します。

改装費について

ゴルフスクールの居抜きはほぼないため、だいたいスケルトン状態の引き渡しとなります。
そのため改装費は坪30万円☓30坪=900万円+税 ほど見ておいたほうが無難です。

シミュレーションゴルフ機器について

機械+ネット工事ですが、1ブースにつき300~500万円ほどかかります。※機械のランクによる
3ブースだと900~1500万円となります。

機械コストを抑えるために、個人向けのSkytrakを採用されるケースも多いです。

広告費について

オープンはもっとも入会いただきやすい時期のため、広告費は削らないことをおすすめします。インターネット広告や紙媒体など可能な宣伝を行います。

運転資金について

オープンして1年以内に黒字化が必須です。余裕を持って300万円ほどの資金を確保しておきたいところ。

ゴルフスクールを開業するための必要資金を節約するテクニック

工事期間の賃料

物件によってはフリーレント(無料で借りることができる)交渉が可能な場合があります。

広告費

すでに生徒さん候補が多数いらっしゃる場合はかかりません。またコーチの知名度によって変わります。

Skytrakの導入

私は2台だけSkytrakを試しに導入しましたが、飛距離計測の品質には問題ありませんでした。ただ練習モードの種類が少ないため、生徒さんが飽きてしまう可能性があると考慮して高価なシミュレーションゴルフ機器を今は選択しています。

まとめ

夢だった自分のゴルフスクールを持ちたい!という方向けに生々しい現場の数字を公開しました(笑

インザゴルフタイムズ編集部

インザゴルフタイムズ編集部

インザゴルフタイムズ編集部は、現役プロゴルファー、元プロゴルファー、PGAティーチングプロが監修するゴルフ専門メディアです。豊富な経験と専門知識を活かし、最新トレンドやスキルアップ情報、コース攻略法などをわかりやすく発信。初心者から上級者まで幅広くサポートし、ゴルフの楽しさと奥深さをより多くの方に届けることを目指しています。また、プロならではの視点を取り入れながら、常に正確で信頼性の高い情報をお届けします。

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